【施工実例】小千谷市H様太陽光発電設置工事のご紹介
このたび、小千谷市内H様のお宅にて5.04kW太陽光発電設置工事をさせていただいたのでご紹介させていただきます。
オール電化・太陽光発電フェスタにご来場いただき、太陽光発電のご相談を受けましたが、一週間ほどで設置を決めていただきました。
墨だし状況です。
太陽光パネルの設置位置や金具の取付位置を屋根上に表します。
金具を取り付けます。
テックスビスという先端が錐状になった鉄板専用のビスで金具を取付します。
野地板をビスが貫通することで穴が広がったり、屋内外の温度差で結露を生じさせたりして雨漏りの原因になることがあります。
それを防ぐために、金具取付部には天井裏から木を当ててビスの貫通を防ぎます。
メーカー指定の変成シリコンでコーキング処理をします。
コーキング処理の際にはヘラによる均しやテープによるマスキングはしません。
それによって、仕上がりが自然になり、水が流れやすくなるのです。
パワーコンディショナーを取り付けました。
太陽光パネルから発電される電気は直流なので、パワーコンディショナーで交流に変換します。
太陽光パネルを高所作業車を使って搬入します。
内部に圧力がかかると発電するセルという部分にクラック(亀裂)を生じ、故障の原因になることがあります。
慎重に搬入します。
搬入した太陽光パネルを屋根に据えつけます。
風などで吹き飛ばされないよう、強固かつ丁寧にレンチを使って据えつけます。
雪国の新潟県ならではの問題として、積雪対策があります。
今回施工したお宅は自然落下式だったのですが、お客様のご要望でより落雪し易いように太陽光パネルの出っ張りを緩やかにするカバーを取り付けました。
屋根上はとても熱くなります。
太陽光パネルのケーブルは専用の熱や風雨に強いケーブルですが、それを更に耐候性のスパイラルスリーブで巻くことで配線を保護しています。
このスパイラルスリーブは国土交通省の光ケーブル配線の保護などにも使われている品質の高いものです。
屋根上で配線を一箇所に集めて、そこからは専用の配管に収めてケーブルを保護します。
この配管は太陽光発電専用に開発された特殊な配管です。
直列につないだ各太陽光発電の回路は接続箱のブレーカーに接続されています。
この接続箱で一本の太い電線にまとめられて、パワーコンディショナーへ直流電源が送られます。
太陽光発電設備の設置工事が完了しました。
発電した電気は自宅で優先的に使用され、余った分は電力会社に売電されます。
H様、お世話になりましてありがとうございました。
投稿日:2010 年 7 月 31 日
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